第二段階(5~9時間目)(最短教習時間8時間+学科1時間・・・1時間超過)


第9日目(5時間目)2015年4月24日(金)

 第二段階に入ってもう終盤になってきました。本日は第二段階で2回目のシム教習(第一段階から数えて3回目)でした。先生と教習に入る前に次回以降の予定を立てたのですが、検定の日程から残りの教習の日程を組むそうでした。えっ、もう検定ですか?といった気持ちだったので、とりあえず、次回の教習(実車1時間)と次々回の教習(シム教習と学科教習のセット教習)の予約を入れました。残りの教習(第二段階みきわめ)を順調に進むことが出来れば、GW明けに検定しましょうとのことでした。大丈夫なのか、俺???

 本日担当していただいた先生は、前回の教習(急制動)と少し前の教習(スラローム)でお世話になった先生でした。とても気さくな方で、シム教習のため二輪小屋から校舎内に移動する時に場内コースを歩くのですが、場内の信号等に従う必要があるのか伺ったところ、教習所なので、歩行する場合も従いましょうねと笑顔で答えて下さいました。校長先生が観ているそうです。シム教習の開始時間まで少し間があったので、バイクについてあれこれ質問したりと話することができました。150~200 ccのスクーターに乗ることを考えている旨を伝えたところ、MT車のほうが通勤やツーリングで楽しいですよとのお話をいただき、例えば250 ccクラスのバイクは比較的扱いやすいとのことでした。先生ご自身所有のバイクは250 ccだそうです。気の早い教習生は検定前にバイクを購入契約するかさらには購入してしまうそうです。このような楽しいお話を伺っていると無性にバイクを欲しくなってきました。どうしようかなあ。実は先日、既に自宅近くのRBに寄っていろいろなバイクを見つつ免許取得後の購入割引を受けることができる手続きを取っていたのでした。

 本日のシム教習は、走行時の危険の予測とディスカッションとのことで、特に交差点での注意(直進時や右左折時の安全確認と危険予測)について学びました。普段4輪に乗っているので、安全確認と危険予測(かもしれない運転)には慣れているつもりでしたが、飛び出してきたり突っ込んできたりする4輪の挙動にはびっくりさせられました。バイク走行時、交差点で優先側だったとしても4輪が気付かないか無視することが多いのだそうです。バイクを見かけることが少ないので、確かにバイクに配慮した運転を心掛けてはいないなと思いました。他に交差点での停車時に左折トラックに巻き込まれないような位置や死角に入らない工夫が必要であることも教わりました。残念なことに、道路にばかり注意していたら左折時に左隅より現れた歩行者をみごとに轢いてしまいました。ダメじゃん。シム教習後半のディスカスでは、数日前に起きてしまった芸能人の方の不幸なバイク事故について意見を述べ合い、自分の命を自分で守る努力(車間距離の確保や周囲の走行車両状況に応じた運転判断)を怠らないよう肝に銘じるようにとのことでした。どんな状況でも適正な車間距離を保ちつつ、前後左右の危険を予測したらアクセルを戻していつでも起こりうる危険を回避したり、場合によっては止まることができるライダーになれるようにとのことでした。

 次回はこれまで練習して慣れてきた第一コースではなくて、第二コースを走行するとのことで、第二コースを覚えて来るようにとのことでした。次回は実は明日の予定なので、今晩はコース図を見つつ寝ることにしました。


第10日目(6時間目・7時間目)2015年4月25日(土)

 昨日に続き、本日も教習を受けてきました。本日の課題は第二コースを走行することでした。第二コースの構成は、第一コースと各項目の組み合わせが似ており、パターンで覚えることができましたので、走行コースについては特に問題ありませんでした。先生は第一段階の教習生に付きっきりで、コースを走っていてくださいとの指示のみでした。1回目は各項目を大きな失敗無くクリアできたつもりでした。2回目は先生が後を追う形で指導していただき、走行コース取り等について良くないところを指摘してくださいました。なぜかだんだんと緊張してきてしまい、発進時にギアを落とすことを忘れて2速で発進しようとしてエンストしたり、坂道発進を幾度も円滑に出来なかったり散々な走行となりました。先生は先に進もうかと仰って下さいましたが、まだまだ改善するべき諸点があるため、延長させてほしい旨伝えたところ、次の時間も同じことを復習することになりました。第二段階では初の1時間の超過でした。2時間目でようやく各項目のコツみたいな感触がつかめてきたような気になりました。次回は1週間後にセット教習とのことでしたが、実車の感触を忘れてしまいそうで不安な気持ちで帰路に着きました。

第11日目(8時間目+学科1時間)2015年5月1日(金)

 前回より6日ぶりの教習でした。本日は、シム教習とバイク運転の実際に関しての諸注意及び二人乗り走行の特徴等のセット教習でした。シム教習はこれで4度目だったので走行には問題ありませんでしたが、後方車両の確認や路上駐停車車両とその周りに対する安全確認を認識させるようなプログラムでした。歩行者を轢くこともなく走行できましたが、途中、後方車両の確認が不十分だったため、巻き込まれて事故になりました。気を付けないといけませんでした。2時間目は、バイク走行に関して、先生との話し合いでした。先生の貴重な体験などを伺いました。バイクは4輪よりも不安定かつとっさの対応が出来にくいため、4輪運転時よりも早め早めの状況認識と判断が重要とのことです。また、4輪に認識されやすいポジションについても学びました。ディスカッション後は二人乗りについてビデオによる解説を観ました。セット教習を終えるにあたり、次回のみきわめと卒業検定についていろいろと質問することができました。みきわめはGW明けの5月8日に、そして検定は13日にそれぞれ行うことになりました。大丈夫かなあ?

 

第12日目(9時間目)2015年5月8日(金)

  本日、前回より1週間ぶりの教習(13日ぶりの実車教習)でしたが、第二段階のみきわめを行うことになりました。インジェクションタイプの黄色バイク(キャブレタータイプの青色バイクとレスポンスが異なり、どちらかというと黄色のほうが苦手)でコース1と2を順番に走るよう、先生より指示がありました。乗車前より検定を意識するようにとのことで、乗車前から行動と動作を慎重にするように心がけました。

 コース1は外周走行ー坂道発進ー障害物ー踏切ー一本橋ー見通しの悪い交差点ーS字ー急制動ークランクースラロームの順に、コース2は外周走行ー一本橋ー見通しの悪い交差点ーS字ー踏切ー坂道発進ー障害物ー急制動ークランクースラロームの順に、それぞれ課題をこなします。久し振りの実車教習でしたが、意外と体が覚えていてくれて、しかも微妙なアクセルワーク、クラッチ操作とギアチェンジ及び前後ブレーキ操作もできるようになっており、懸案(?)の坂道発進とスラロームも大丈夫でした。S字で足つきがありましたが、課題自体は落ち着いて取り組めば大丈夫な気がしました。先生からの注意点として、確認ー合図ー確認ー操作を慌てずに確実に行うこととコース取りを意識するよう注意されましたが、特に問題となるようなところはありませんでした。停止時と発進時にエンストを1回ずつ起こしてしまいましたが、インジェクションバイクの特性と操作のコツをこれらのエンストで充分掴んだような気がしました。来週、いよいよ検定となりますが、親しく接していただいた多くの先生方よりこの調子であれば大丈夫だから慎重に動作するよう励まされました。100点満点中70点で合格なので、落ち着いて取り組むようアドバイスもいただきました。教習終了時に4輪教習を終えた先生とも出会い、いよいよですねとのお声をかけていただきました。ありがたいなあと思いつつも、しかし、大丈夫なのかなあ俺?と不安感一杯の気持ちで帰路に着きました。