大型自動二輪 第一段階(1~6時間目)(最短技能教習5時間・・・1時間超過)


 毎週土曜日の教習あるいは平日の夜間教習を計画しています。夏場は暑いので、二輪教習の人気は低く比較的教習予約を入れ易いとのことでした。大型二輪の教習でも教習間隔が開かぬような考慮が必要かと思います。しかし、週1回が現実的でしょう。仕事の日程の関係から初日の予約をまだ入れていませんが、出来るだけ早く始めたいと思います。自動車学校に連絡して予約をお願いしたところ、7月27日(月)の夜間教習時間帯で初回教習を受けることになりました。いよいよ教習が始まります。普通自動二輪の教習ではいろいろな初めての局面に絶えず緊張していましたが、大型自動二輪教習ではなるべく落ち着いて教習を受けることができればいいかなと思いますがどうなりますか。

 

第1日目1時間目)2015年7月27日(月)

 本日、初教習を受けてきました。子供の時より憧れていたCB750 ナナハンに乗ることができた記念すべき日となりました。初回なので、受付でその旨を申し出ると、教習カードと教習原簿をいただきました。今春にお世話になっていたので勝手はよく知っています。普通自動二輪教習の原簿は空色でしたが、大型自動二輪教習の原簿はオレンジ色でした。なんか格が上がったような気持ちになりました。驚いたことに春の教習で時々いっしょだった好青年のお一人も大型二輪教習を受けており、お互い顔を見合わせつつ、とっさに握手して再会を喜び合いました。

 担当していただく先生や顔なじみの先生方に挨拶後、普通自動二輪教習の時のようにプロテクター類を装着して待っていました。胴部プロテクターは”普”と書かれた白地に黒数字の入ったものの他に、”大”と書かれた黄色地に黒数字の入ったものも着用することができるということで、ここでも格が上がったなあと1人悦に入っていました。初回教習はCB750の取り廻しと外周走行、進路変更および坂道発進とのことでした。春の頃と比較して、極度の緊張もせず、割とリラックスして1時間目を受けることができました。トルクが強いためか、スロットルを捻らなくても発進時のエンストはなく、スムースに発進・加減速することができました。今回乗った教習車の個性なのかもしれませんが、ギアの入り方が固くて、グっと踏み込んでガチャンという感じでロー、発進して間もなくして、よいしょっと持ち上げてガチャッで2速、次いで少し加速してまたよいしょっと持ち上げてガチャッで3速にシフトアップしました。サクサクッとできないので、コーナリング前後でゆっくり下げたり上げたりしていました。直線路では4速まで上げてみましたが円滑にギアが変わり、スーッと加速していきました。2速からの発進も大丈夫とのことでしたので、試してみると、トルクの強さのためか非常に円滑に発進・走行することができました。あっという間に50分は過ぎ、後片付けしながら先生や他の教習生の方々と教習に係る話で盛り上がりました。

 次回は木曜日の夜間2時間連続の予約を入れて、帰路に着きました。本日、バイクで来ようかとも考えましたが、車で通学して正解でした。多少の緊張もあって少しの疲労感があり、車のエアコンの冷風に心地よさを感じつつ、車はやっぱり楽ちんだなあと妙に感心しながら運転して帰宅しました。

 

第2日目(2時間目)2015年7月30日(木)

 本日、通算で2時間目と3時間目の教習を受けてきました。2時間目に指導を受けた先生は普通自動二輪教習の卒検時の検定員でいらっしゃった方でしたので、お会いして直ぐに世間話したりしました。2時間目の課題は一本橋と波状路の走行でした。まず、一本橋に挑みました。普通自動二輪教習の時にはあまり苦手意識が無かった課題だったので、時間を稼ぐことに専念しようと思いました。しかし、重いCB750の車体バランスを保とうとするため、発進の初速を速めにしてしまい、結果として橋の後半部分で時間を稼ぐことになり、過度のリアブレーキの使用と半クラの遅れから失速してエンストを起こし、まさかの立ちゴケをやってしまいました。低速で進入できれば良いのですが、低速発進のふらつきを抑えることが必要であることがわかりました。10秒以上の走行が求められますが、8-9秒台の走行ばかりだったので、あと1秒は粘らないといけません。

 後半の時間では、波状路での走行に取り組みました。フロントにやや重心を置きながら立ち姿勢で低速侵入して、前輪が段差に掛かったところでスロットルをちょっと開けて直ぐに戻し、同時に半クラ状態からクラッチを切ってまた半クラに戻すことを繰り返しながら等間隔ではない段差を5秒以上掛けて走行するという課題です。波状路を走行し終わったら直ぐに着座して一時停止、安全確認そして発進までがセットになっています。見よう見まねで臨んだ1回目の走行ではスロットルの開けすぎとリアブレーキの掛けすぎ、そして半クラからクラッチを切りっぱなしというありさまで途中で失速してしまい、転んでしまいました。今日2回目の転倒です。スロットル開閉は難しいので、侵入時よりスロットルを多めに開けておき、半クラ強弱とリアブレーキをわずかに引きずりながらの走行を試してみたところ、段差に差し掛かったところで半クラを少し弱めると段差を上手く乗り越えられることができ、5秒台の走行ができました。繰り返し練習したところ、このような走行で良いみたいで、先生からはいい状態に仕上がっているとの声が聞こえました(よかった)。教習の終わり間際には一本橋と波状路のコンビネーションで走行練習して、本日1時間目の教習を終えました。休憩時間中に次の課題の説明があり、今日の課題を全てクリアするよう求められました(プレッシャーに弱いんだけど・・・)。 

第2日目(3時間目)2015年7月30日(木)

 通算で3時間目本日2時間目)の課題は、S字とクランク走行でした。普通自動二輪教習の時には、足つきを何度かしたくらいでコースアウト、パイロンの接触やパイロン倒しはほとんどなかったので、低速バランスを如何に保つかに神経を注ぎました。視線も重要なので直近を直視せず、先の進行方向や曲がりたい方向に視線を移しながら挑みました。重い車体を低速でバランス維持することは容易ではなく、力任せにバランスしようとすることで上体が固くなり、ぎこちない走行になってしまいました。しかし、失敗することはほとんどありませんでした。繰り返し練習を重ねれば大丈夫のような感触でした。本日1時間目の課題とも合わせて自由に練習するようにとのことだったので、波状路走行を仕上げつつ、一本橋 を集中的に練習して、教習を終えました。とりあえず、本日の到達点には達した(ちょっと安心)ようで、明後日土曜日に4時間目と5時間目の教習を受けることになりました。

 

第3日目(4時間目・5時間目)2015年8月1日(土)

 本日1時間目の教習は大型AT車として650 ccのビッグスクーター スズキスカイウェイブの体験乗車より始まりました。ビグスクの引き回しから習いましたが、非常に重くて押すだけでも汗びっしょりになってしまいました。本日の教習は午後1時20分から2時間だったのですが、炎天下の猛暑でした。水分摂っても直ぐに汗になりました。先生の後を追いかけるようにとのことで、走行がスタートしました。外周を2周後、4輪用のS字、クランクや鋭角などの課題コースを通りながら走りました。何周もしていましたが、引き離されることなく(先生が待っていたのでしょうね)、何とかくっ付いて走ることができました。最後の1本橋

にチャレンジにするようにとのことで3回挑みました。最初はストンとあっけなく落ち、2回目に乗る要領が解り、3回目に8秒台で走行できました。ビグスクの操作には問題ないとのことで、教習後半にはMT教習車に

乗り替えての課題走行になりました。教習車がCB750ではなく、今日よりNC750に替わりました。NC750の乗車姿勢や操作に少し戸惑いながら、クランクとS字走行を練習して、50分が過ぎました。みきわめは次回とのことだったので、次の時間は、課題走行の練習になりました。1時間の補習です。少し早目に1時間目が終わったため、水分補給をしっかり行いつつ、次回の予定を打ち合わせました。次はみきわめなので、間隔を置かぬよう次週月曜日の夜間最後の時間帯に入れました。

 次の時間は、最初にスラロームに挑みました。普通自動二輪の時を思い出しつつ、あまりアクセルを開閉せずにリアブレーキの使用でリズムを作って走行しました。早くて7秒台だったので、もう少し速くする必要がありました。先ほどの時間も含めて、他の教習生が一人も居らず貸し切り状態だったので、10回以上もスラロームを練習できました。次いで、少し不安のある一本橋と波状路の練習を重ねました。一本橋はまあまあの出来でしたが、波状路の走行に少し難があり、半クラによる駆動力にむらが生じたり、リズムが合わずに段差に乗りあがってエンストを起こしたりしていましたので、最後に集中的に練習しました。とても暑い中での教習となりバテ気味でしたが、時間となり教習を終えました。次回のみきわめを頑張ろうと決意を新たにして帰路に着きました。帰宅後、ちょっぴり残念な気持ちが強くなったので、気分転換もかねて愛車に跨り、富山市内中心部近辺をぐるりと廻ってきました。

 

第4日目(6時間目)2015年8月3日(月)

 本日は仕事終了後の夜間時間帯で教習を受けて参りました。第一段階のみきわめでした。教習開始時に以前の普通自動二輪教習の時にお世話になった先生より第一コースを走ってもらうということになりました。コース順を全く知らされておりませんでしたので、伺ったら最初の1周は先導するそうです。また、普通自動二輪の第一コースに波状路がセットされたものだそうでした。課題として、外周ー坂道発進ー障害物ー踏切ー波状路ー一本橋ー見通しの悪い交差点一時停止ーS字ー急制動ークランクースラロームの順に走行しました。3周ほどして要所要所で指導を受けながら、結果的にOKをいただきました。スラロームの走行時間を減点対象とならない7秒台に仕上げようとのことで、教習後半は集中的に練習しました。これで1段階は終了でした。NC750に徐々に乗り慣れてきたような感触を掴みつつあります。慣れてしまえば、後はコースを早く覚えて丁寧な運転を心掛けることができるので着実に教習を進めようと思いました。次回より第二段階です。