大型自動二輪 第二段階(1~7時間目)(最短技能教習7時間)


第5日目1時間目)2015年8月7日(金)

 本日の午後に出張より帰宅し、その後、教習を受けてきました。本日は第二段階初日でしたが、炎天下だったので、熱中症を防ぐため1時間のみの教習でした。ご指導いただいた先生は本日の二輪教習を朝から夕方まで担当するとのことでした。過酷な環境下でのお仕事に頭が下がる思いでした。また、過酷な中でもきちんとした指導を実施されていらっしゃった先生のプロ意識に感服いたしました。教習内容は、第一コースを走行して急制動を除く全課題に取り組むというものでした。第一コースの主な構成は、スタートー外周ー坂道ー障害物ー踏切ー波状路ー一本橋ー見通しの悪い交差点ーS字ー急制動ークランクースラロームー停止です。検定を意識した走行、特に走行ラインや左折時の寄せ方、進路変更の適正なやり方等についても学びました。第一コースは既に覚えており、走行自体に特に問題はなかったようでした。NC750に乗り慣れてきたのか、数日前に感じていたずしりとした重量感がかなり薄れて、普通に走れるようになってきたような感じでした。

 

第6日目(2時間目)2015年8月11日(火)

 本日暑くなる前の午前中に1時間の教習を受けてきました。本日も前回と同様に第一コースを走行しながら急制動を除く課題に取り組みました。本日の教習ではもう一人の教習生と一緒でしたが、先生はもう一人のほうに付きっきりだったため、1人でコースを走りつつ、法規走行に注意を払い、各課題に取り組みました。波状路での走行にムラがあり、さらにスラローム走行が機敏ではなく、どちらもまだまだ練習不足を感じる状態でした。

 

第7日目(3時間目)2015年8月13日(木)

 本日も暑くなる前の午前中に1時間の教習を入れました。本日の主な課題は急制動でした。いつものように20分程早くに自動車学校に到着して教習原簿を取り出していたところ、本日は4輪車の卒業検定を受ける者が20名もいるとのことで、教習を10分早くに始めるとのことでした。恐らく、検定車によってコース走行に時間が掛かるためかと思いました。早速二輪小屋に移動して用意を整え、10分早く教習を開始しました。普通自動二輪の教習時に受けた急制動の課題と基本的には同じとのことでしたので、40 km/hの加速時にスロットルをあまり開かぬよう注意するようにとの指示で、急制動に取り組みました。最初は大型車のブレーキの掛かり方や慣性力の具合を確かめるため、少し速度を上げた状態の45 km/h程度で急制動してみました。前後輪ブレーキを7:3か8:2くらいのつもりで、前輪ブレーキはじわーと強めていく要領で臨んだところ、意外と11 m以内で止めることができました。先生より速度出し過ぎ

を注意されましたが・・・。2-3回目の練習から4輪車の教習走行や検定走行が増え始め、コース上には、4輪検定車が5-6台と、大型二輪教習車2台という状態になりました。当然、コース走行に時間が掛かるようになり、2周ほどで時間となりました。クランクではやや内側に進入したため、パイロンをいくつもなぎ倒してしまいました。波状路とスラロームでは制限時間とおりの走行になっておらず、まだまだな状態でした。次回を次週の月曜日夜間時間帯に予約して帰路に着きました。


第8日目(4時間目)2015年8月17日(月)

 本日 、夜間教習を受けてきましたが、雷を伴う豪雨でした。教習中止かもしれないと思いつつも雨天でも原則として教習を行うとの説明を普通自動二輪教習の時に聞いていたので、予約していた時間に充分間に合うように登校しました。普段のプロテクターのみならず、その上にレインウエア上下を着て待機していました。レインウエアの着用は雨天での普通自動二輪教習、よりによって急制動の課題時に経験したことがあったので、特に気にならず支度できました。落雷の危険性があるので、雷には注意しなければならないようで、無理のない教習を実施するよう先生方に連絡が入りつつも教習スタートとなりました。

 本日は、第二コースを走行しながら、各種課題と法規走行を練習しました。第二コースの主な構成は、スタートー外周ー波状路ー一本橋ー見通しの悪い交差点ーS字ー踏切ー坂道ー障害物ー急制動ークランクースラロームー停止です。雨脚が強かったこともあり、普段よりも慎重な運転を心掛けて走行しました。そのため、各課題を失敗することなく走行することが出来ましたが、スラローム走行に要する時間はやや長く、一方で、波状路の走行に要する時間はやや短かったでした。先生からは特段の指摘や指導もほとんどなく、雨天なので安全確認は慎重に行うよう指示があった程度でした。ひたすら第二コースを周回して走行練習に励みました。あっという間に教習時間は過ぎてしまい、教習終了時には雨はほとんど止んでしました。

 雨天での走行は日常的にはほとんどありませんが、ツーリング時には有りうることかもしれません。雨天走行時の注意すべきことなど、いい経験になったとの思いを抱きつつ帰路に着きました。

第9日目(5時間目)2015年8月19日(水)

 本日の夜間教習は、シム教習でしたが、その後のディスカッションもセットになっており、実質2時間の教習でした。公道で体験するには危険度の高い走行をシミュレートしながら、バイクの走行に伴う危険の予測と判断および行動について学び、さらに危険性について話し合うといった内容でした。シミュレータでは交差点の走行(直進時や右左折時の安全確認と危険予測)や一時停止車両に対する走行について学びました。普段4輪に乗っているので、安全確認とかもしれない運転には慣れており、また、シム教習も普通自動二輪教習で何回も経験しているので、昼間走行でも夜間走行でも無事故でした。シム教習後のディスカッションでは、まず、「バイクノ セカイヘ ヨウコソ」というタイトルのビデオを観ました。内容はバイクライフの素晴らしさについて触れたものでしたが、ディスカッションでは公道を走る上での注意点、特に如何に未然に事故を防ぐのかについて話し合いました。富山で起きた右直事故について意見を述べ合い、バイク側で防御する運転姿勢を怠らないよう肝に銘じました。最後に先生より模範的な走行ができるライダーになれるように努力してほしいとのお言葉をいただきました。

 ところで、インターネットで知りましたが、本日はバイクの日だそうです。俳句の日っぽい語呂合わせですが・・・。

 教習原簿を後日(8月22日)の教習時に確認したところ、通っている自動車学校では、学科教習1時間がシム教習とセットになっている旨の記載がありました。この学科教習は学校側の負担のようです。安全教育に如何に力を入れているのかを窺い知れます。

 

第10日目(6時間目)2015年8月22日(土)

 本日の天気は、朝より雨でしたが、昼前には回復してきました。本日で最後の教習とするべく、午後の2時間を使って6時間目と7時間目の教習を受けてきました。

 6時間目では、検定第二コースを使って、各課題を2-3回ずつ繰り返しながら走行しました。コース順は既に覚えているので走行経路については問題ありませんでした。波状路、一本橋、スラロームの各課題では検定規定タイムが設定されているので、それに合わせた実践的な指導をいただきました。例えば、波状路では出来るだけ初速はゆっくり進んで進入するとか、一本橋では助走距離を短くして橋に乗ったら速度をできるだけ落して進むとか、スラロームでは進入速度を抑え気味にしながら最初のパイロンに寄り気味に入っていくとか、教えて頂きました。それらの通りにしてみると、検定設定タイムに合った走行ができました。最後の最後まで、熱心に教習して下さった先生に感謝です。あっという間に50分経ってしまい、6時間目終了となりました。

 

第10日目(7時間目)2015年8月22日(土)

 7時間目では、まず開始早々に先生の模範走行を観察するようにとのことで、監視台の部屋に入ることを許され、検定員がどういった観点で評価するのかを知ることができました。貴重な体験でした。教習では、発進から停車まで全てに渡って検定を意識した走行に取り組みました。波状路では既定の5秒前後、一本橋では既定の10秒を超えたり越えなかったり、スラロームでは7秒前後でした。その他の課題では大きなミスはありませんでした。気になったことは、ギアの状態が合わない時には非常に変えづらい時があったことです。また、停止時にニュートラルに入りづらいことがあったことです。検定車はこのようなことがないかと思いますが、少し不安になりました。2-3周したところで時間となり教習終了となりました。みきわめOKとのことで、次週月曜日の検定時の概要を伺って、不安と期待が入り混じった感情を抱きつつ帰路に着きました。

 ところで、もし検定通ったら、いつ免許の併記手続きに行こうかな。有給休暇を使うにしても仕事が立て込んでいるので、直ぐには無理か。