第二段階(1~4時間目)(最短技能教習8時間、学科教習1時間)


第6日目(1時間目)2015年4月11日(土)

 第二段階1時間目はシミュレータ―教習でした。法規に則った走行とのことで市街地や山道を走行しつつ、様々な局面で適切な対処が求められました。普段4輪を運転しているので、歩行者や右直などの注意はできたのですが、時々救急車やパトカーが現れて道を譲るべきか迷うことがありました。距離感が湧かないので、待ち続けてしまったり譲らなかったりしてしまいました。シム走行にもなんだか慣れてきたようで、ギアチェンジも上手くなってきたような気がしてきました。シム走行の後、先生より実際の路上運転時の注意、特にバイクの特性を理解して4輪より早めの認知・判断・実行が大切とのことを教わりました。次回の予約を入れて今日の教習を終えました。

 ところで、教習開始前に自動車学校の場内コース図をいただきましたが、教習終了時に先生よりさりげなくコースを次回の教習までに覚えてきてくださいとの発言がありました。昔、4輪免許を得るために通ったところでは先生がその都度方向や行先を指示していたような気がしましたが、バイクでは教習コースを覚えなければいけないのかとの更なる壁が立ちふさがったような気分になりました。

 

第7日目(2時間目)2015年4月16日(木)

 第二段階に入って二日目となりました(第一段階からの通算で第7日目)。本日の教習は急制動を除く各課題をこなしながらコース走行に慣れるとういうのが目標のようでした。第二段階からバイクのボディー(ガソリンタンク?)カラーが変わり、第一段階では青色だった車両から黄色の車両になりました。青色車両の燃料供給はキャブレターで、黄色車両のそれはインジェクションのようでした。レスポンスが違うので、黄色車両ではアクセルをやや多めに開けるのだそうです。しかし、それだけの変化でもプレッシャーを感じてビビッてしまいました。本日の同時教習の方は腰の低そうな温和な感じの好青年でした。入校時に会ったとのかすかな記憶がありましたので、話をしてみるととても感じの良い方でした。

 本日の1時間目では第一コースを走行することとなり、先生の後を二人の教習生が追う形で教習開始となりました。課題としては、40 km走行、坂道発進、障害物、要所要所での安全確認・一時停止や進路変更、踏切、一本橋、S字、(急制動・・・本日の教習では無し)、クランク、そして最後にスラロームの順にこなしていきましたが、坂道発進で発進に時間がかかったり、クランクやS字の入り際で足を着いたり、スラロームでは焦ってしまってパイロンを交わそうとしたところで左足に力が入ってギアが抜けてしまい、突っ込む形で派手に転倒したりと散々な走行となりました。好青年の走行は安定してメリハリもあり、羨ましい限りでした。スラロームを練習することになりましたが、転倒するのではないかとの怖さでなかなか車体を倒すことができず、8秒台ばかりでした。時々7秒台後半だったりとまだまだ練習が足りないなと感じた次第です。で、あっという間の50分が過ぎて休憩となりました。先生を囲んで好青年と幾つか質問しましたが、頭では理解できるものの、体に覚え込ませるのは大変だなあと感じました。

第7日目(3時間目)2015年4月16日(木)

 2時間目は、コース走行中心の練習となり、先生は1本橋やスラロームの時間を計測するとのことで、二人とも適宜にコース走行を続けるよう指導がありました。3-4周することができましたが、坂道発進で幾度かエンストしたり、スラロームをリズミカルにできなかったりとまだまだ課題山積の状態に気付かされました。しかし、教習終了時に好青年と話していると教習を受けることになんとなく楽しさを感じている自分にも気が付きました。先生も最初はみな同じような状態だったとのことや、指導員としてとにかく練習に励んだとのことを伺いました。次回もやるぞと決意することができ、帰路に着きました。


第8日目(4時間目)2015年4月20日(月)

 本日は第二段階に入って三日目でした(第一段階からの通算で第8日目)。本日の天気は全国的に荒れており、朝から雨模様だった富山では夕方より雨が激しくなっていました。そのような中、仕事を終え、夜間教習1時間を受けてきました。初めてカッパ上下を着た教習となりましたが、ゴワゴワしていたものの意外と運転には支障ないようでした。少し雨脚の強い状況の中、今日の項目はなんと急制動でした。路面が濡れた状態なので、急制動では40 km/hからブレーキを掛けて14 m以内で停止すれば良いとのことでした。決して慌てて急ブレーキを掛けることの無いよう、念を押されました。もし、40 km/hで急ブレーキを掛けると、転倒して大怪我を負うことになるとのことで決して無理しないようにとのことでした。安全確認しつつ、直線コースに入り、2速から3,4速にギアを変えつつ加速してブレーキを掛ける前に40数km/hにしてアクセルを戻すとブレーキポイントでちょうど40 km/hになるとのことで、ブレーキの掛かり具合を確かめながら何度も練習しました。前後ブレーキの加減で14 m以内に止めることができるようになったので、残った時間は不得意なスラロームを練習するよう言われました。3-4回練習することができましたが、先日の教習で転んだことから怖くてバイクを倒せず、まだまだな状態で時間となりました。金曜日の夜間に次回の予約を入れて帰路に着きました。次回は第二段階2回目のシム教習とのことでした。 

 ところで、本日は夜間教習だったので、ギア数とランプ色の関係が分りました。1速緑色、2速黄色、3速白色そして4速紫色でした。今日の走行ではキャブレター仕様の青色バイクでしたが、エンストしませんでした。黄色のバイクに比べると運転しやすいような気がしました。